【インドネシア】西ジャワ高速道で路面損壊、片車線通行止め[運輸](2021/02/10)
インドネシアの西ジャワ州チコポ―パリマナン高速道路(チパリ高速道路、総延長117キロメートル)の一部区間で9日未明、大雨の影響で路面が損壊し、一時的に片側車線が通行止めとなっている。高速道路の運営会社リンタス・マルガ・セダヤは同日、舗装工事に約2週間かかるとの見通しを明らかにした。
路面が損壊したのはチパリ高速道路の122.4キロメートル地点。9日午前1時から、ジャカルタ方面に向かう車線の117キロメートル地点から126キロメートル地点までが通行止めとなり、反対車線のみの一方通行が敷かれた。リンタス・マルガ・セダヤは渋滞を緩和するために臨時車線を設けるとしているが、設置に3日間ほどかかるもようだ。
国営アンタラ通信によると、チパリ高速道路では8日、同州のクルタジャティ国際空港から最寄りの出入り口ゲート付近で道路が最大1メートルほど冠水し、一時的に閉鎖された。9日には通行が再開されている。
リンタス・マルガ・セダヤには、複合企業アストラ・インターナショナル傘下のアストラ・トール・ヌサンタラが55%を出資する。