【韓国】日産撤退後の車両整備・保守、ＫＣＣが担当［車両］（2021/01/04）

2020年末で韓国市場から撤退した日産自動車の韓国法人・韓国日産は、21年から車両の整備・保守などのアフターサービスを行う公式パートナーとしてＫＣＣモビリティーを選定した。

ＫＣＣモビリティーは、過去10年にわたり日産自動車の韓国での公式販売代理店を務めたＫＣＣオートグループの傘下企業。韓国日産はＫＣＣモビリティーについて「ブランドや製品に関する高い知識に加え、顧客に対する深い理解も兼ね備えている」と説明する。アフターサービスの提供は28年末までの予定。

日産自動車は04年に韓国に進出。順調に販売台数を伸ばしたものの、日本政府による対韓輸出管理の厳格化をきっかけに起こった日本製品不買運動の影響を受けて、19年は販売が急減。20年５月には「再び持続可能な成長を目指すのは困難」と判断し、韓国市場からの撤退を決めた。