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【シンガポール】米社の培養鶏肉、飲食店で世界初の提供開始[食品](2021/01/04)

代替タンパク質を開発・製造する米新興企業イート・ジャストは、1月からシンガポールのレストラン「1880」に、人工培養した鶏肉の供給を開始する。外食店で人工培養鶏肉を使ったメニューが提供されるのは世界初となる。

同社に出資する代替食品専門の米投資ファンド、イート・ビヨンド・グローバル・ホールディングスが2020年12月29日に発表した声明によると、1880は人工培養鶏肉を使った料理を約23Sドル(約1,800円)で提供する。

イート・ジャストは、動物の細胞を人工培養して作る食肉「クリーンミート」の開発を手掛けている。植物由来の代替卵も開発・製造している。

先月初めにシンガポール食品庁から人工培養鶏肉の販売認可を取得し、シンガポールの食品メーカーと提携して人工培養鶏肉を製造・販売すると発表していた。

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