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【インド】マハ州、欧州などからの入国に隔離義務付け[経済](2020/12/24)

西部マハラシュトラ州政府は21日、欧州と中東諸国、南アフリカから到着し入国する旅客に対して、到着後14日間の施設隔離を義務付けると発表した。英国で感染力が最大7割強い新型コロナウイルスの変異種が発見されたことを受け、変異種の流入・拡散を阻止するために決定した。

州政府は21日に、欧州・中東諸国・南アフリカから同州に到着する旅客への対応規則を公布。指定された施設での隔離を義務付けることを盛り込んだ。州都ムンバイのチャトラパティ・シバジ国際空港は州政府の決定を受け23日、対象地域からの旅客を受け入れる隔離用のホテルのリストを公開している。

PTI通信など地元メディアは対象国以外からの入国者には自宅隔離を義務付けると報じていたが、チャトラパティ・シバジ国際空港では、日本を含む対象地域以外からの旅客への対応に、特に変化はないようだ。全日本空輸(ANA)はNNAの電話取材に対して、23日午後時点で「対象地域以外からの入国については、現場(空港)での対応に変化は生じていない」と語った。日本からの入国に関しては保健・家族福祉省が11月に出した通達通り、出発前72時間以内に行われたRT―PCR検査の陰性証明書があれば自宅隔離の義務は免除される仕組み。ただ、到着後14日間はマスク着用など感染の予防措置を徹底し、健康のセルフモニタリングを行う必要がある。

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