【インドネシア】国営石油、パティンバン港に燃料貯蔵施設［資源］（2020/12/22）

国営石油プルタミナは21日、西ジャワ州スバン県のパティンバン港に石油燃料の貯蔵タンクを建設すると発表した。港や周辺地域への燃料供給拠点とする。

現在パティンバン港には、首都ジャカルタのタンジュンプリオク港や、西ジャワ州のバロンガン製油所から燃料を供給している。パティンバン港に燃料貯蔵タンクを新設することで、より近い場所から効率的に燃料供給が可能になる。

プルタミナのニック社長は「港湾内の施設や、港から輸出入される自動車、寄港する船などすべてのオペレーションを燃料供給面で支援する」と述べた。具体的な建設時期や投資規模については言及していない。

パティンバン港は20日、自動車カーターミナルなど一部施設が完成し、ジョコ・ウィドド大統領が式典で部分供用を開始すると宣言した。

パティンバン港は一部施設が完成し、20日には輸出用完成車の第１陣が自動車運搬船に積み込まれた（アンタラ通信）