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【フィリピン】地場AG&P、LNG輸入基地に146億ペソ[資源](2021/02/09)

フィリピンのエンジニアリング大手アトランティック・ガルフ・アンド・パシフィック(AG&P)は、バタンガス州イリハンの液化天然ガス(LNG)輸入基地建設に146億ペソ(約320億円)を投じる計画だ。同輸入基地は2022年6月までの稼働を予定する。8日付スターなどが伝えた。

環境天然資源省に提出された環境影響評価書によると、AG&Pは地場リンシード・フィールド・パワーを通じ、浮体式LNG貯蔵設備(FSU)と陸上式の再ガス化施設を整備する。

輸入基地は、財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)の発電子会社SMCグローバル・パワーが運営するイリハン天然ガス火力発電所付近に建設する。同発電所に天然ガスを供給する。

イリハン天然ガス発電所は現在、パラワン沖のマランパヤガス田から天然ガスを調達しているが、22年6月で契約が切れるという。

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