【台湾】世界先進、旺盛な受注「来年3Qまで」[IT](2020/12/14)

ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)傘下で、8インチウエハーを専業とする世界先進積体電路(バンガード・インターナショナル・セミコンダクター)の方略・董事長兼総経理は11日、8インチ製品の供給不足が来年第3四半期(7~9月)まで続くとの見通しを示した。強い受注に生産能力が対応できていない状態にある。中央通信社などが伝えた。

第5世代(5G)移動通信システム対応のスマートフォン向けや在宅勤務・学習、遠隔医療向け、車載用電子製品向けの需要拡大が供給不足を招く背景。方董事長は、「電源管理ICやドライバーICなどの引き合いが高まっている。現在は生産拡大に向けた準備を進めている」と述べた。

世界先進が発表した2020年11月の売上高は前年同月比26.4%増の28億6,988万台湾元(約106億円)だった。同月としては過去最高額で、プラス成長は10カ月連続。1~11月の売り上げは前年同期比17.4%増の301億3,201万元。

世界先進は第4四半期(10~12月)の売上高が84億~88億元になるとみている。12月に27億元を売り上げれば目標に届く計算。

■従業員に賞与1.5万元

方董事長は、業績の安定成長に対する利益還元として、台湾内外の従業員6,000人余りに向けて、1人当たり1万5,000元の賞与を支給すると発表した。

台湾工場の5,300人、シンガポールの770人が対象で、計9,000万元を投じる。

世界先進は、大型の「尾牙(旧暦の忘年会)」を延期することを決めた。部門別の開催に切り替えた上で、大型の尾牙は来年6月までに開く予定。

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