【台湾】環球晶、12インチ製品の生産がフル稼働[IT](2020/12/02)

半導体チップの原材料となるシリコンウエハーで台湾最大手の環球晶円(グローバル・ウエハース)の徐秀蘭董事長は11月30日、12インチ製品の生産設備が現在フル稼働になっていると明らかにした。12インチ製品の向こう5年の成長率はサイズ別で最も大きくなるとみている。1日付経済日報などが伝えた。

同社のシリコンウエハー製品は各サイズとも受注が好調。半導体市況は、「2021年は今年を上回り、22年まで右肩上がりが続く」と見通した。

環球晶円の12インチシリコンウエハーの月産能力は約100万枚で、合併する予定のドイツ同業シルトロニックも同様の規模。合併後は市場シェア1位の日本の信越化学工業の約200万枚に迫るという。

環球晶円は11月29日、シルトロニックの合併・買収(M&A)に向けて協議を行っていると明らかにした。買収額は37億5,000万ユーロ(約4,660億円)に上り、世界の半導体ウエハー業界では今年最大の買収案件になる見通し。

徐董事長によると、買収資金は銀行融資とグローバル預託証券(GDR)の発行などで賄う。合併後の売上高は現在から7~8割増え、将来的には年間1,000億台湾元(約3,660億円)の大台を超えるとみられる。環球晶円の19年の売上高は約580億元だった。

徐董事長は合併によって、生産品目の増加や生産能力の増強の速度が上がるとみている。環球晶円は世界9カ国・地域に15工場を展開。シルトロニックはドイツ、シンガポール、米国に計4工場を持つ。

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