【香港】50年までに脱炭素実現、来年半ばに行動計画[経済](2020/11/27)

香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は25日に行った2020年の施政報告(施政方針演説)で、二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル(炭素中立)」を50年までに実現すると発表した。脱炭素に向け、具体的な目標などを盛り込んだ「香港気候行動計画」を来年半ばにも改定する。

林鄭氏は環境負荷低減の取り組みとして、電気自動車(EV)の普及に向けた初の行程表(ロードマップ)をまとめ、1年以内に発表する方針を表明。ガソリン車の販売を禁止するための計画作りにも着手すると述べた。

CO2を排出しないエネルギーの利用や、CO2を削減する技術の導入の可能性を探る。CO2を出さない自動車や環境に配慮した輸送サービスの普及にも取り組む。グリーンファイナンス(環境金融)を強化して、CO2削減への投資を促す考えも示した。

一方、30年のCO2排出量を05年比で65~70%削減するとした現行の温暖化対策については、18年段階の削減率が36%だったと説明。香港のCO2排出量は14年をピークに減少を続けており、引き続き目標達成に力を入れると強調した。

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