【ベトナム】JICA、ビンズオン省の浄水場拡張に融資[公益](2020/11/18)

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国際協力機構(JICA)は17日、ベトナム南部ビンズオン省で水供給・環境事業を手掛けるビンズオン上下水道・環境社(BIWASE)に対し、最大800万米ドル(約8億3,670万円)を供与する融資契約を締結したと発表した。融資は、タンヒエップ浄水場の拡張整備に充てられ、給水能力を80%増強させる。

ベトナムは近年、急速な工業化・都市化の進展に伴う水需要の増加によって上水道の整備が急務となっている。多くの日系企業が進出するビンズオン省は、大規模工業団地が集積する地域である上、ベッドタウンとなっており、過去5年間に水需要が年平均17%のペースで拡大している。同省ではこれまでに、2007年と12年に円借款の「南部ビンズオン省水環境改善事業」を通じて、下水道事業の整備を実施してきた。BIWASEは同円借款事業の実施機関。

BIWASEは1975年設立、2016年に民営化した。ビンズオン省の人口の76%に上水道サービスを提供している。今月6日には、JFEエンジニアリングがBIWASEの株式3.87%の取得を発表しており、浄水場や下水処理場、廃棄物リサイクル・処理事業で協力を進めている。

今回の融資は、対東南アジア諸国連合(ASEAN)海外投融資イニシアティブ(19年11月発表)に資する事業として、アジア開発銀行(ADB)との協調融資で実施される。

JICAが融資契約を調印したビンズオン上下水道・環境社の取水口全景(JICA提供)

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