【インド】三井化学、太陽光設備のBIS認証試験開始[公益](2020/12/08)

三井化学は7日、インド西部アーメダバードで運営する太陽光パネルの試験所が、日本の日本産業規格(JIS)認証に相当する「BIS認証」を始めると発表した。日本企業の試験所として初めて、インド標準局(BIS)からBIS認証試験機関の認可を受けた。
インド子会社の三井化学インドが、ドイツの太陽光パネル試験機関フォトヴォルタイク・インスティテュート・ベルリンとの提携を通じて試験所を設置。昨年12月に太陽光パネルの性能・信頼性の評価・測定・試験事業を開始した。太陽光発電に関する知見の蓄積が評価され、今月、BIS認証試験所としての登録が認められた。
同社による太陽光パネル試験の海外展開は、インドが初めて。広報担当者によると、(インドでは)樹脂コンパウンドの生産が主力ではあるものの、今後は同事業も拡大させたい考えという。