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【カンボジア】主要3空港の利用者、1~10月は約8割減[運輸](2020/11/18)

カンボジアの主要3空港の利用客が急減している。1~10月の利用者は前年同期比で78%の減少を記録した。クメール・タイムズ(電子版)が17日に伝えた。

首都プノンペン、南部シアヌークビル、北西部シエムレアプの3空港を運営するカンボジア・エアポーツのケク・ノリンダ広報担当取締役は、新型コロナウイルス感染症の影響で、厳しい空港運営状況が続いているとコメント。10月の発着回数は1日平均でわずか33便だったと明らかにした。

海外の目的地は、現時点で中国の数都市、ソウル、台北、シンガポール、ベトナムのホーチミンなど。大半がプノンペン国際空港の発着便だった。

同取締役は、新型コロナウイルスの感染状況が変化する中、各国間での航空便運行に関する調整は難航していると指摘。打開策として、カンボジア観光業界の関係者は観光省と連携し、中国の都市を結ぶチャーター便の運航を通じ、安全な旅行の実現などを検討していると説明した。

観光業界の関係者によると、新型コロナ流行前の状況に戻るまで、3~5年が必要との見方が強まっているという。

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