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【ベトナム】トヨタ、10月販売はプラス=23%増の8841台[車両](2020/11/11)

トヨタ・ベトナム(TMV)が10日に発表した2020年10月の販売台数(レクサス除く)は、前年同月比23%増の8,841台だった。新型コロナウイルスの流行後、初めてプラス成長に転じた。月別で今年最多だった前月の6,366台を大きく上回った。

内訳は、小型セダン「ヴィオス」が49%増の3,443台で大きくけん引した。国内市場のベストセラー車となっている。ほか、8月発売のスポーツタイプ多目的車(SUV)「カローラ・クロス」が1,548台と好調だ。以下に、SUV「フォーチュナー」(21%減の1,104台)、多目的車(MPV)「イノーバ」(53%減の505台)が続いた。人気モデル2種はマイナス成長が続いているものの、9月の販売実績(フォーチュナー=61%減・553台、イノーバ=78%減・239台)から大きく改善した。

部品を輸入して現地で組み立てる完全ノックダウン(CKD)は5,269台で、全体の6割を占めた。うち、CKDと完成車(CBU)輸入を組み合わせて販売するフォーチュナーは、CKDモデルが1,014台(フォーチュナー販売の92%)だった。CBUの販売台数は計3,572台。このほか、同月のレクサス車の販売は106台だった。

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