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【タイ】10月の二輪登録11.3%減、再び2桁マイナス[車両](2020/11/12)

タイ運輸省陸運局によると、2020年10月の二輪車の新規登録台数は前年同月比11.3%減の12万6,453台だった。12カ月連続の減少となった。減少率は、新型コロナウイルス感染症の第1波の影響が緩和されて前月まで3カ月連続で1桁台に回復していたが、再び2桁減となった。

メーカー別の登録台数は、市場シェアトップのホンダが13.1%減の9万6,478台。12カ月連続で前年割れとなった。二大市場の東北部とバンコクがそれぞれ7.7%減の2万5,340台、16.2%減の2万2,166台と落ち込んだ。

2位のヤマハ発動機は2.5%減の2万1,660台。二大市場のうち東北部は16.3%増の4,520台と伸びた一方、バンコクが15.6%減の6,883台となった。

3位のイタリアのベスパは1.9%減の2,335台。5カ月ぶりに前年割れとなった。

地域別の新規登録台数では、東北部が2.7%減の3万1,736台で最大。東北部はホンダが前年割れとなったが、それ以外の主要ブランドは2桁増だった。バンコクは16.0%減の3万1,711台で、主要ブランドが2桁落ち込んだ。

1~10月の登録台数は前年同期比13.4%減の127万3,433台。二大市場のバンコクが13.0%減の33万2,959台、東北部が10.7%減の31万7,335台となった。ブランド別ではホンダが14.4%減の98万7,443台、ヤマハが10.0%減の20万456台などとなった。

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