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【インドネシア】10月の新車販売確定値、回復傾向が鈍化[車両](2020/11/19)

インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)は、10月の自動車販売台数(ディーラーへの出荷ベース、確定値)が、前年同月比49%減の4万9,043台だったと発表した。前月比では1%増にとどまり、6月から続いていた回復傾向が鈍化した。

10月に出荷台数を記録した28ブランドのうち、スウェーデンの商用車大手スカニア、フランスのルノー、韓国の起亜自動車以外の25ブランドが前年同月を下回った。

車種別ではバスが67%減の132台、トラックが65%減の3,471台と大きく減少した。市場全体の47%を占める二輪駆動車は55%減だった。

現代自が今月初旬に発売した電気自動車(EV)の「アイオニック・エレクトリック」は34台、「コナ」は20台が10月に出荷された。

ハイブリッド(HV)車ではトヨタの小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「カローラ・クロス」のHVモデルが135台で最多だった。8月の発売以来、3カ月連続で100台を上回った。トヨタ自動車の現地販売会社トヨタ・アストラ・モーター(TAM)によると、10月までに販売した電動車は累計3,300台以上に上る。

小売り販売台数は48%減の4万6,129台。前月からは6%増えた。

1~10月累計では出荷台数が前年同期比51%減の42万1,089台、小売り台数が47%減の45万3,525台だった。

ガイキンドは通年目標販売台数を52万5,000台としている。

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