【台湾】宜蘭県産コメを日本に初輸出、1600トン[農水](2020/11/11)
台湾行政院(内閣)農業委員会(農委会)農糧署は9日、宜蘭県五結郷で生産したコメ「蓬莱米」の日本向け輸出を同日から始めたと明らかにした。宜蘭県産のコメを日本に輸出するのは初めて。今年から来年にかけて計1,600トンを供給する。中央通信社が伝えた。
9日には160トンを輸出。年末までに計400トンを輸出し、来年は1,200トンを日本に供給する計画。
農糧署は「蓬莱米は品質が良い上、日本産に比べ価格が安く、日本市場での競争力がある」と指摘。日本市場の開拓に意欲を示した。
農委会によると、宜蘭県は気候が稲作に適した土地で、コメの単作を行うのは台湾で宜蘭県のみ。