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【タイ】工業団地公団、4カ所で水上太陽光発電[公益](2020/11/11)

タイ工業団地公団(IEAT)のソムチン総裁は、傘下の工業団地4カ所の貯水池で水上太陽光発電に乗り出す計画を明らかにした。米大統領選挙で環境政策を重視する民主党のバイデン前副大統領の当選が確実となり、世界的に再生可能エネルギー開発の流れが進むとみて実施を急ぐ。10日付プーチャッカーンが報じた。

まず東部ラヨーン県のマプタプット工業団地で着手する。地方電力公団(PEA)と協力し、敷地内の貯水池に出力2万キロワット(kW)の浮体式太陽電池パネルを設置する。投資額は10億バーツ(約34億5,000万円)超。来年の稼働を目指す。

マプタプット工業団地に続き、南部ソンクラー県のソンクラー工業団地(チャルン工業団地)、北部ランプン県の北部工業団地(ランプン工業団地)、中部サラブリ県のゲンコイ工業団地の3カ所で実施する。ソンクラーの発電規模は3万kW、4カ所の合計出力は6万kWとなる。4カ所の投資総額は18億~24億バーツと見込む。

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