【フィリピン】クリスマス会など、感染拡大の恐れ＝保健省［社会］（2020/11/10）

フィリピン保健省は９日、クリスマス休暇が近づく中、新型コロナウイルスの感染を拡大させる恐れがあるとして、多数の人が集まるパーティーやカラオケなどの催しを控えるよう国民に注意を喚起した。

デュケ保健相は「パーティーなどの催しは同居する家族だけで開いてほしい」と述べた。できるだけ短時間での開催とするほか、外出・移動制限のより厳しい地域への移動は避けるよう促した。パーティーなどの会場では適切に換気し、参加者同士が最低でも１メートルの距離を確保することが必要だと説明した。

地元メディアＡＢＳ―ＣＢＮによると、ベルヘーレ保健次官は「歌唱を伴う活動は感染を広げる危険性が高いため、避けることが望ましい」と指摘。街頭で聖歌や讃美歌を合唱するキャロリングを許可するかどうかは、まだ決まっていないと話した。