【中国】フォーブス長者番付、首位はアリババ馬氏［社会］（2020/11/06）

米経済誌フォーブス（中文版）は５日、2020年度の中国長者番付を発表した。首位は中国電子商取引（ＥＣ）最大手、阿里巴巴集団（アリババグループ）の創業者である馬雲（ジャック・マー）氏で、保有資産は4,377億2,000万元（約６兆8,600億円）だった。

馬氏の首位は３年連続。資産は19年度から72％増えた。２位はインターネットサービス大手、騰訊控股（テンセント）の創業者、馬化騰董事長で、資産は3,682億2,000万元。３位は飲料大手の農夫山泉の創業者である鍾センセン氏（セン＝目に炎）の資産3,596億5,000万元となった。４位は医薬品メーカー江蘇恒瑞医薬の創業者である孫飄揚氏とその家族で2,335億4,000万元、５位は家電大手の美的集団（ミデア）親会社の美的控股を率いる何享健氏とその家族で2,148億5,000万元だった。

番付に載った400人の総資産は２兆1,100億米ドル（約220兆円）で、前年度の１兆2,900億米ドルから６割以上増えた。20年度の番付入りに必要な最低資産額は15億5,000万米ドルで、前年度比で５億5,000万米ドル増加した。