【インドネシア】首都圏の高架高速道、来年2月に緊急停車帯[運輸](2020/11/05)
インドネシアの道路公団ジャサ・マルガは4日、首都ジャカルタと東部の工業地域を結ぶチカンペック高速道路の高架道(第2チカンペック高速道路)に緊急停車帯を4カ所設けると発表した。既に8月に支柱工事を着工しており、来年2月に完成する。現在は総延長38キロメートルの高架区間に駐停車できる空間がなく、トラブルがあった場合は路肩に停車するしかなかった。
緊急停車帯は、西ジャワ州チカンペック方面はKM21+000とKM41+500地点、ジャカルタ方面はKM39+500とKM22+500地点の往復2カ所ずつに設ける。1カ所当たり6~7台の乗用車が停車できる。工事に伴い、11月~来年1月まで各地点の約70メートルで通行規制を行う。
大型連休など渋滞が予想される期間は、緊急停車帯に簡易トイレを設置する予定。将来的には緊急車両が緊急進入・退出できる通路を接続する。