【カンボジア】外国人旅行者が激減、1~9月は74%減[観光](2020/11/05)
カンボジア観光省によると、1~9月の国内旅行者は853万2,089人だった。外国人は前年同期比74.1%減の124万7,680人、カンボジア国民が同51.9%減の728万4,409人と、ともに大きく減少している。地元各紙が伝えた。
観光省は、旅行者の急減について、カンボジアを含む世界各国が新型コロナウイルス感染症の深刻な影響を受けたためと説明。今年通年の旅行者は外国人が前年比8割減の約132万人、カンボジア人が2割減の900万人にとどまると予測した。
同省は、カンボジアの観光産業が新型コロナの感染以前の水準にまで回復するには3~5年が必要との見方を示している。
一方で水祭り(10月30日~11月1日)を含む4日間の旅行者数は64万4,698人だった。内訳はカンボジア人が63万5,568人、外国人が9,130人。洪水の影響で北西部を訪れた旅行者は減少した。