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【中国】「双十一」の宅配量、1日4.9億件と予測[運輸](2020/10/29)

中国国家郵政局は28日、インターネット通販の一大販促イベント「双十一」期間(11月11~16日)に全国の郵便局や宅配業者が処理する小包・宅配便の件数が1日平均4億9,000万件に達するとの見通しを明らかにした。これは通常の業務量の2倍に相当する。

宅配各社は双十一に向けた準備を急いでおり、これまでに49万人の臨時従業員を雇い入れたほか、輸送車両10万台と荷物の処理スペース539万平方メートルを追加で確保した。新型コロナウイルスの影響で国際貨物の輸送能力が縮小していることへの対応や、高速鉄道を利用する新たな輸送ルートの開拓なども進めているという。

双十一から来年の春節(旧正月、来年は2月12日)にかけては、人と人との接触を伴う宅配業務の仕事量が大幅に増えることで、新型コロナの感染リスクも高まると懸念される。このため郵政局は「感染対策と滞りないサービスを両立しなければならない」と指摘している。

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