スタートアップの資金調達・ビジネスマッチングサイト

【カンボジア】シアヌークビルに経済特区、来年に運営開始[経済](2020/10/20)

カンボジアの米菓製造企業のリリー・フード・インダストリーは、南部シアヌークビル州に経済特区(SEZ)「カンポンセイラSEZ」を設置する計画だ。主に自動車部品会社の入居を視野に入れている。クメール・タイムズ(電子版)が19日に伝えた。

同SEZの面積は約79ヘクタール。既に投資認可当局のカンボジア開発評議会(CDC)から事業始動の認可を受けた。リリーのケオ・モム最高経営責任者(CEO)は、「来年の運営開始を目指しているが、新型コロナウイルス感染症の影響もあるため、現時点で正確な日程は決まっていない」と説明した。

リリーは中小企業の製造拠点を設置する計画についても、CDCに認可を申請している。食品加工関連企業の進出を念頭に置いているもようだ。

カンボジア政府は、投資環境の改善に本腰を入れている。CDCは現在、新たな投資法とSEZに関する法律の改正に着手。国際的な競争力強化などを図るため、減税措置などの優遇を進出企業に付与する考えを示している。

関連記事

公式Facebookページ

公式Xアカウント