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【台湾】穩懋が南科に工場設置へ、850億元投資[IT](2020/10/12)

化合物半導体ガリウムヒ素(GaAs)ウエハーのファウンドリー(半導体の受託製造)、穏懋半導体(ウィン・セミコンダクター)は、南部科学園区(南科)高雄園区での工場設置に850億台湾元(約3,140億円)を投じる計画だ。顧客の需要に備え、北部に持つ工場の2倍の生産能力を整える。経済日報などが伝えた。

南科管理局が7日明らかにした。

穏懋の陳進財董事長によると、北部の土地が限られていることに加え、顧客から生産拠点を分散するよう要望があり、南部への投資を決めた。2021年から3年に分けて南科に投資する計画で、月産能力を10万枚以上とする。

穏懋は現在、桃園市亀山区の華亜科技園区に主要な拠点を置いている。同園区を含む北部の現在の月産能力は4万1,000枚で、今後5万枚まで引き上げる予定だが、生産能力はそれでも不足しているという。

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