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【インドネシア】あす日イ交流12時間イベント、ライブ配信も[社会](2020/10/09)

日本とインドネシアの友好イベント「インドネシア・ジャパン・オンライン・フェスティバル(通称:おんフェス!)」が10日午前10時(インドネシア西部時間)から12時間、動画配信サイト「ユーチューブ」で配信される。新型コロナウイルスの流行による行動制限など厳しい環境が続く中、日本人とインドネシア人がオンライン上で交流することで、「ひとときでも笑顔で前向きになって、ともに困難を乗り越えよう」とうたう両国の有志を主体に開催準備を進めていた。

のど自慢大会の二次審査は、日本からの参加者もいるためオンラインで行われた(NNA撮影)

のど自慢大会の二次審査は、日本からの参加者もいるためオンラインで行われた(NNA撮影)

おんフェス!は、「コロナ禍でも日本とインドネシアの交流を止めるな!」のスローガンの下に、在留日本人とインドネシア人の有志が集まって開催される。関係者によると「日本とインドネシアを生中継しながらの交流オンラインフェスの開催は初めて」という。在インドネシア日本大使館や国際交流基金なども協力する。

コンテンツは、事前収録したもののほかに、当日にライブ配信するものもある。石井正文大使がインドネシアの地方を訪問した時のエピソードを紹介する「あちこち見聞録」、大使公邸料理人の堀郁雄シェフと日・東南アジア諸国連合(ASEAN)食料・農業友好親善大使のメロディさんが本格和食のレシピを紹介、ASEAN日本代表部の千葉明大使は合気道の技を見せるほか、視聴者からの質問にも答える。

目玉の一つは、参加者が歌を通じて交流するのど自慢大会。日本人がインドネシアの歌を、インドネシア人が日本語の楽曲をそれぞれ披露する。約650人の応募が集まり関心の高さをうかがわせた。書類審査とオンラインでの二次審査を勝ち抜いた日本人3組、インドネシア人7組の合計10組(ソロ出演含む)が、決勝戦では生歌で競い合う。

司会は、シンガーソングライターの加藤ひろあきさんと、元JKT48メンバーの仲川遙香さん。ジャカルタ中心部のJKT48劇場から生中継する。ジャカルタ特別州政府が先月中旬から新型コロナ対策「大規模な社会的制限(PSBB)」を再び強化したことから、司会者以外はすべてオンラインでの出場となった。

日本大使公邸料理人の堀氏が和食家庭料理のレシピを伝授する(日本大使館提供)

日本大使公邸料理人の堀氏が和食家庭料理のレシピを伝授する(日本大使館提供)

日本からのスペシャルゲストとして音楽ユニットの「スキマスイッチ」、大ヒットアニメのテーマソングを歌いインドネシアでも大人気の歌手LiSA(リサ)さん、福岡を拠点に活動しているエンターテインメントグループ「10神アクター」などが、インドネシアからはJKT48が歌とビデオトークで出演、加藤ひろあきさんはライブパフォーマンスを繰り広げる。

詳細情報は、ツイッター「@IDJP_OnFest」、インスタグラム「@idjp_onfest」で配信している。

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