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【マレーシア】隣国で1.5万人以上のマレーシア人が失職[経済](2020/09/23)

マレーシア人的資源省は、今年1~7月にシンガポールで1万5,666人のマレーシア人が失職したと明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大抑制のため、シンガポール政府が6月1日まで実施した職場・学校を閉鎖するサーキットブレーカー措置が影響した。22日付マレーシアン・リザーブが伝えた。

サラバナン・ムルガン人的資源相がこのほど連邦議会上院の答弁で、在シンガポール・マレーシア高等弁務官事務所の資料を引用し、同国でのマレーシア人の失職について説明した。内訳は、サービス業が1万1,123人で最も多く、製造業が3,604人、建設業が939人だった。

シンガポール政府が4月7日にサーキットブレーカー措置を開始したことで、同国のマレーシア人労働者の多くが帰国を余儀なくされた。サラバナン氏によると、マレーシア政府が3月18日に新型コロナ対策の活動制限令を施行し、国境を閉鎖してから帰国していないマレーシア人はこの統計に含まれていない。

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