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【ベトナム】「ティキ」「センド」2Qアクセス数が減少[商業](2020/09/10)

新型コロナウイルスの流行でオンラインショッピングに追い風が吹く中、ベトナムの電子商取引(EC)サイト「ティキ」と「センド」の第2四半期(4~6月)のアクセス数が減少した。ファッション関連の消費の減退が響いた。8日付ベトナム・インベストメント・レビュー(VIR)電子版が伝えた。

マレーシアの情報収集サイト運営会社アイプライス・グループによれば、2020年第2四半期のサイトアクセス数は、「ティキ」が前年同期比5%減、「センド」が47%減少した。EC各社は、同期にライブストリーミング機能などを活用した販売に注力したが、ファッション関連のアクセスが38%減と伸び悩んだ。一方で、食品(伸び率42%)やヘルスケア(同21%)、モバイル関連(2%)、家電(8.7%)などは伸長した。

ベトナムのECサイトへのアクセス数は、東南アジア地域で3位。19.7%を占めている。上半期(1~6月)の1回当たりのオンライン注文金額の平均は、前年同期比31%増の34万4,000ドン(14.8米ドル、約1,570円)だった。

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