【マレーシア】ペトロナス、LG化学と手袋原料生産に参入[化学](2020/08/26)

マレーシア国営石油ペトロナス傘下のペトロナス・ケミカルズ・グループ(PCG)は24日、韓国のLG化学と提携してゴム手袋事業に参入すると発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大で世界的にニトリル手袋の需要が急増していることを受け、原材料の合成ゴムを生産する。

両社はこのほど、ジョホール州の石油産業基地、プングラン統合団地(PIC)内に、ニトリル手袋の原材料となるニトリル・ブタジエン・ラテックス(NBL)の工場を建設する契約を締結した。工場は2021年に着工し、23年に稼働する予定。完成すると、年産能力は20万トンとなる。

ニトリル手袋は強度や耐薬品性に優れ、現在幅広く使用されている。PCGによれば、ニトリル手袋は年平均10%以上のペースで需要が拡大。24年にはゴム手袋市場の7割を占めると予想されている。

PCGのサザリ・ハムザ社長兼最高経営責任者(CEO)は、LG化学との提携事業について「特殊化学製品の開発に向けた戦略的な一歩になる」と説明。アジア太平洋地域のパーソナルケアやヘルスケア市場において、PCGの存在感を高めることができると話した。

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