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【タイ】ラート出資のファンド、越火力発電所に投資[公益](2020/08/20)

タイの発電会社RATCH(ラート)グループは19日、49%出資するベトナムの電力ファンド、アンビン・エナジー・アンド・インフラストラクチャー・ファンド(ABEIF)が、同国北部にある石炭火力発電所の株式45%を取得したと発表した。同ファンドが発電事業に投資するのは初めて。

タイ証券取引所(SET)への報告によると、ABEIFは、ベトナム北部クアンニン省のタンロン石炭火力発電所の株式45%を約3兆6,000億ドン(1億5,500万米ドル、約163億円)で取得した。同発電所の出力は62万キロワット(kW)で、国営ベトナム電力グループ(EVN)と25年の電力売買契約(PPA)を結んでいる。

ベトナムで発電事業の拡大を図るラートは先月、ABEIFへの出資を発表したばかり。同ファンドには、ラートがシンガポールの完全子会社RHインターナショナル(シンガポール)を通じて49%出資し、ベトナムのハノイ総合輸出入会社(GELEXIMCO)が51%を出資している。

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