【フィリピン】サンミゲル系発電、ＬＮＧ基地建設を計画［公益］（2020/08/25）

フィリピンの財閥サンミゲル・コーポレーション（ＳＭＣ）の発電子会社ＳＭＣグローバル・パワー・ホールディングスは、バタンガス州に液化天然ガス（ＬＮＧ）の受け入れ基地を建設する計画だ。2022年６月の稼働を見込む。ビジネスミラーなどが伝えた。

同基地はＳＭＣグローバル・パワーが運営するイリハン天然ガス火力発電所（発電容量120万キロワット＝ｋＷ）の隣接地に建設する予定。地場エンジニアリング大手アトランティック・ガルフ・アンド・パシフィック（ＡＧ＆Ｐ）のＬＮＧターミナル・物流部門が開発、同建設部門が設計・調達・建設（ＥＰＣ）を請け負う方向で協議を進めている。

ＬＮＧはイリハン発電所などサンミゲル系の発電所に優先的に供給する計画だ。