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【フィリピン】ラソン氏企業のMウオーター買収、当局承認[公益](2020/08/27)

フィリピンの財閥大手アヤラ・コーポレーション傘下の水道会社マニラ・ウオーター(MWCI)は26日、実業家エンリケ・ラソン氏系の企業による自社の買収をフィリピン競争委員会(PCC)が承認したと発表した。

PCCは、ラソン氏系の企業トライデント・ウオーターによるMWCI買収について、市場競争が大きくそがれることはないと判断した。

トライデント・ウオーターはMWCIの発行済み株式のうち25%を取得する。さらに、MWCIの議決権株式を持つアヤラ子会社から代理権を取得することで合意しており、MWCIの議決権の51%を保有することになる。一方、アヤラが保有するMWCIの議決権比率は31.6%に低下する。

トライデントは、ラソン氏が所有するプライム・メトロライン・インフラストラクチャー・ホールディングスの子会社。

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