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【カンボジア】ロン島の太陽光発電事業、月内着工へ[公益](2020/09/03)

カンボジア南部シアヌークビル州の沖合に位置するロン島で月内に、太陽光発電所の建設工事が始まる見通しだ。クメール・タイムズ(電子版)が伝えた。

フランスの石油大手トタルの完全子会社「トタル・ソーラー・ディストリビューテッド・ジェネレーション」(トタル・ソーラーDG)が、出力1,250キロワット(kW)の太陽光発電所と、2つの独立型マイクログリッド(小規模送電網)を建設する。今年初めに着工予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で遅れていた。

トタル・ソーラーDG東南アジアのギャビン・アッダ最高経営責任者(CEO)は「ロン島の発電事業では、太陽光発電設備と電力貯蔵システムを統合する。再生可能エネルギーを活用し、農村部に低コストで電力を供給する良い方法だ」と話した。

ロン島はシアヌークビルの沖合約25キロに位置する小さな島。人口が増加しており、現在は300人になっている。

トタル・ソーラーDGはカンボジアのほか、フィリピンやタイ、インドネシアでも太陽光発電事業を手掛けている。

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