スタートアップの資金調達・ビジネスマッチングサイト

【台湾】緯創のインド新工場、来月量産開始か[IT](2020/08/18)

台湾EMS(電子機器の受託製造サービス)大手の緯創資訊(ウィストロン)は9月、インド新工場の量産を始める見通しだ。現在は試験生産を行いながら、大規模な人材募集を実施しているという。17日付経済日報がインドの報道を引用して伝えた。

インド南部カルナタカ州のナラサプラ工業団地に設置。新工場では米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を生産する。

緯創は2017年に同工場の建設計画を発表。投資額は300億インドルピー(約427億円)。工期は2期に分け、第1期工場が昨年末に完成した。1万人の雇用機会を生み出すとみられ、現在は2,000人を募集しているという。

緯創の自社工場としてはインド2カ所目。1カ所目は同州ベンガルール(バンガロール)に位置し、各種のiPhone製品を生産している。

緯創は先月17日、iPhoneの組み立て業務を手掛ける中国子会社を中国企業の立訊精密工業(ラックスシェア・リミテッド)に売却すると発表。市場では、インド事業強化に向けた動きとの見方が広がっていた。

関連記事

公式Facebookページ

公式Xアカウント