【ミャンマー】民主化運動忘れず、市民が追悼=新党党首も[政治](2020/08/10)

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祭壇に赤いバラを捧げる人民党の党首、コー・コー・ジー氏(左から2人目)=8日、ヤンゴン(NNA)

祭壇に赤いバラを捧げる人民党の党首、コー・コー・ジー氏(左から2人目)=8日、ヤンゴン(NNA)

ミャンマーの最大都市ヤンゴンで8日、1988年8月の民主化要求デモの犠牲者を追悼する集いがあった。新型コロナウイルスの感染拡大防止規制のため指導者らの演説はなかったが、大勢の人々が参加した。

今年はデモ発生から32年目。ヤンゴン市役所前の会場には、午前8時から活動家のグループがビルマ語で「8888」と描いた花輪を設置した。参加者は、犠牲者が流した血を表す赤いインクを流した地面や祭壇に赤いバラを捧げて黙祷。例年行われる音楽の演奏や展示物はなく、祈りを捧げたい人が自主的に訪れるスタイルの祈りの場を、市役所前のほか、ヤンゴン大にも設けた。

88年民主化デモの主要指導者であるコー・コー・ジー氏は11月8日に行われる次期総選挙に向け、新党「人民党」を立ち上げている。同氏と党員は、政党カラーである黄色のTシャツを着て市役所前の会場を訪れ、亡き同志を追悼した。

追悼の集いを主催した活動家組織「The 88 Generation Peace and Open Society」の幹部、ミャ・エー氏は「過去を風化させないための集会と政党の動きは無関係」と説明。その上で、次期総選挙に関して「ミャンマーの民主化はまだ遠く、改憲も進んでいない。総選挙で民主化を本気で進めようとする力を連邦議会に送り出すことが重要だ」と述べた。

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