【韓国】サムスンSDS2割減益、コロナで事業遅延[IT](2020/07/27)
韓国サムスングループでシステム開発を手掛けるサムスンSDSは24日、2020年4~6月期の連結決算で本業のもうけを示す営業利益が前年同期比24%減の1,967億ウォン(約174億円)だったと発表した。同社は「新型コロナウイルス感染症の影響により一部事業が遅延したことなどが業績を押し下げた」と説明した。
売上高は2兆5,666億ウォンで7.5%減少した。売上高を分野別にみると、主力のITサービス事業は1兆3,198億ウォンで15.9%減少した。物流業務プロセスアウトソーシング(BPO)事業は、航空物流の増加などにより1兆2,468億ウォンと3.3%増加した。
サムスンSDSは今年下半期について、企業のIT投資が回復するとみており、次世代システムの構築やクラウド移行などの需要を取り込んでいく方針だ。