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【タイ】車部品ソンブーン、中国シアスンとSI事業[IT](2020/06/17)

タイの自動車部品メーカー、ソンブーン・アドバンス・テクノロジー(SAT)は、中国産業用ロボット大手の瀋陽新松機器人自動化(シアスンロボット)と、システムインテグレーション(SI)サービスを手掛ける合弁会社を設立した。タイ国内の自動車・自動車部品などのメーカー向けにSIサービスを提供する。

合弁会社ソンブーン・シアスン・テックを立ち上げた。タイ証券取引所(SET)への報告によると、資本金は3,000万バーツ(約1億400万円)。SATとシアスンのほぼ折半出資だが、SATの出資比率が0.0003%高い。首都バンコク東部バンナーにオフィスを置き、自動車・自動車部品のほか、農業・産業機械メーカー向けのSIサービスを手掛ける。

SATの担当者は、NNAに対し、ソンブーン・シアスン・テックは、SATが昨年買収したファクトリーオートメーション(FA)システム企業のニッポン・キカイ・エンジニアリングの事業をサポートすることになると説明。また、シアスンとの提携によって、SATの生産性向上につながると付け加えた。

SATは、三菱自動車、トヨタ自動車、ホンダ、いすゞ自動車、マツダなどの自動車メーカーと取引があり、日本企業との関係も深い。

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