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【韓国】印M&M、双竜自の経営離脱の可能性も[車両](2020/06/16)

インドの完成車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)の経営陣が、韓国子会社である双竜自動車の経営から手を引く可能性について言及した。M&Mが経営権を手放した場合、資金難に陥っている双竜自の経営再建は難しくなる。

M&Mの広報担当者がNNAに明かしたところによると、同社のパワン・ゴエンカ社長はこのほど、「双竜自は新たな投資家が必要であり、われわれは外部からの投資誘致や持ち分売却も含めて、さまざまな可能性を模索している」と述べた。

また、別の幹部は「新たな投資家が見つかれば、自然とマヒンドラの(双竜自への)出資比率は下がる。新しい投資家がわれわれの持ち分を全て買い取ることもあり得る」と話した。

双竜自株の74.7%を保有するM&Mは昨年、双竜自再建に向けて2,300億ウォン(約203億8,100万円)を投じる計画を発表した。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大で経営環境が悪化したことを受け、今年4月に同計画を撤回。その後、5月には400億ウォンのみ支援する方針を明らかにした。

双竜自は昨年、2,819億ウォンの営業赤字を計上、負債比率は今年3月末時点で755%に上る。

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