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【シンガポール】苦境のLCC、添乗員が製造大手で短期就業[運輸](2020/06/05)

シンガポールのLCCスクートの添乗員100人余りは5月から、センサー大手amsで短期的に就業している(スクート公式フェイスブックより)

シンガポールのLCCスクートの添乗員100人余りは5月から、センサー大手amsで短期的に就業している(スクート公式フェイスブックより)

新型コロナウイルスの影響で苦境に陥るシンガポール航空(SIA)傘下の格安航空会社(LCC)スクートは、添乗員100人余りが、欧州のセンサー大手amsの現地法人で短期的に就業している。従業員の収入維持と技能向上が目的だ。

スクートとamsセンサーズ・シンガポールが共同で4日に発表した声明によると、amsでの雇用期間は5月から少なくとも3カ月間。スクートが民間企業に人員を派遣するのは初めてという。

航空会社の添乗員は、搭乗した便の飛行時間に応じて所得を得ている。航空便が激減する中、スクートは従業員を政府機関や病院に派遣し、短期的な就業機会を確保。PCR検査の検査員を務める人やamsで就業する人員を合わせると、400人近くになるという。

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