【ベトナム】三菱自、コロナ対策に保守点検サービスカー[車両](2020/05/12)

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三菱自動車のベトナム現地法人、三菱モーターズ・ベトナム(MMV)は9日、自動車メーカーとしては国内初となる保守点検サービスカーを配備すると発表した。新型コロナウイルスの影響で外出を控えている顧客のもとに出向き、車両の消毒や保守点検、簡易な修理などを実施する。新型コロナ収束後も継続し、将来的な販促にもつなげる。

サービスカーはピックアップトラック「トライトン」を改造したもので、6台を用意した。発電機、エアコンプレッサー、エアジャッキ、整備工具、交換用オイルなどを搭載しており、エンジンオイル、オイルフィルターやワイパーブレード、ブレーキパッドの交換など、定期点検と同様のサービスができる。新型コロナ対策となる車両の消毒も実施する。北部、中部、南部それぞれの販売代理店への派遣を始めており、今月18日から希望する顧客先を訪問してサービス提供を始める。

サービスカーは、新型コロナの影響で販売代理店の訪問をためらっている顧客が多いことから導入を決めた。ベトナム政府は4月、感染拡大を阻止するために厳しい外出規制を伴う社会隔離を実施し、MMVの多くの販売代理店も休業した。4月下旬から規制は緩和されたものの、顧客の多くはまだ外出を控えている。MMVは顧客車両の安全性を維持するため自らが出向くことを決めた。

サービスカーによるアフターサービスの拡充は、今後の三菱車の拡販に寄与するとみている。需要そのものが落ち込んでいる現状では、セールス強化は過当な価格競争に陥る危険性もある。MMVの堀之内兼一社長は、ブランドへの信頼感の醸成が「コロナ後も見据えた販促活動に適している」と強調。顧客の反応次第では、サービスカーの台数拡充も検討している。

保守点検サービスカー6台の国内配備でサービス強化に自信を示したMMVの堀之内社長=ビンズオン省

保守点検サービスカー6台の国内配備でサービス強化に自信を示したMMVの堀之内社長=ビンズオン省

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