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【インドネシア】トヨタとホンダ、6月1日まで生産停止[車両](2020/05/12)

トヨタ自動車は11日、インドネシア製造子会社トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア(TMMIN)の2工場の稼働を同日から19日まで再び停止したことを明らかにした。そのままイスラム教の断食明け大祭(レバラン)休暇などで6月1日まで稼働停止することになった。

トヨタが生産を停止したのは、北ジャカルタ・スントゥルと西ジャワ州カラワンにある2工場。新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてインドネシア政府が実施している「大規模な社会的制限(PSBB)」により4月13日から生産停止していたが、4月27日から国内向けを除く主に輸出向けの生産を再開していた。5月11日から19日まで再び2工場の稼働を停止したことで、稼働再開は早くてもレバラン休暇などが終わる6月2日以降になる。

再び稼働停止した理由について、同社広報は「需要面が大きい」と説明。具体的な稼働再開日についても「まだ決まっていない」とした。

ホンダも11日、インドネシアの四輪工場の稼働停止を5月末まで延長したことを明らかにした。実質的にはレバラン休暇や、パンチャシラの日の祝日に当たる6月1日まで稼働停止が延期されたことになる。二輪車工場も同様とした。

四輪製販法人ホンダ・プロスペクト・モーター(HPM)は、西ジャワ州カラワン工場の操業を4月13日から停止している。

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