【香港】空路入境者に2度の検査を義務付け、衛生署[社会](2020/04/20)

香港政府衛生署は20日から、新型コロナウイルスの防疫措置として、香港国際空港に到着する全ての入境者に対して、到着時に検体となる唾液を提出するほかに、14日間の強制検疫終了前に検体を再度提出することを義務付けると発表した。空港到着後の検査で陰性だったにもかかわらず、14日間の強制検疫終了後に感染が発覚するケースが続いているためだ。

香港国際空港に到着し、症状のない入境者は全員、近くの亜洲国際博覧館(アジア・ワールド・エキスポ、AWE)の臨時検体採集センターで唾液を提出する必要があるが、さらに強制検疫期間中の指定日に、配布された検査キットを使って、唾液を採取しなければならない。採取した唾液は、知人や集配サービスなどを通じて、採取当日の午前中に指定回収地点に届けることになる。

政府は空港到着後の簡易検査をさらに厳格化する。19日付大公報によると、これまでは、AWEで検査結果が出るのを待つ必要があったのは欧米からの入境者だけだったが、19日からは午前の到着便に限って全ての国・地域に拡大した。AWEの収容人数400人を超えた場合は自宅採取に切り替え、午後以降の入境者も同様に自宅採取とする。

■AWE有症者検疫センターを停止

医院管理局(HA)は19日正午から、新型コロナウイルス感染症の症状がある入境者を対象にしたAWEの臨時検疫センターの運用を停止した。

症状がある入境者は公立病院の救急室に搬送し、検査と治療を受ける。検査には通常、数時間を要するという。同局は、入境者数の減少によりAWEの1日平均検査数は20~30件に減っており、医療人員を公立病院に集中させるための措置だと説明した。過去1カ月にAWEと北大嶼山医院の臨時検疫センターで実施した検査件数は1,400件で、104件の感染者を検出。病院への入院検査を1,300人分削減できたと評価した。

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