【韓国】韓国のウオークスルー検査、タイに初輸出[医薬](2020/04/20)
韓国政府は17日、新型コロナウイルス感染症の「ウオークスルー方式」の移動検査ブース(30台)をタイに輸出した。同方式の検査ブースが海外に輸出されるのは初めて。ソウル経済新聞などが報じた。
同ブースは、グローブボックスメーカーの高麗技研と釜山南区保健所の医務事務官が着眼して共同開発したという。医療スタッフがブース内から被検者の検体を採取するため安全性も高く、迅速な検査が可能だ。
ウオークスルー方式検査は、医療スタッフの感染リスクを軽減し、短時間で多数の検査が可能なことから海外での需要も拡大しており、韓国政府が主導して製造から輸出まで全般的な支援に乗り出している。