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【マレーシア】マレーシア航空、半島と東部結ぶ路線を再開[運輸](2020/04/16)

マレーシアのウィー・カシオン運輸相はこのほど、マレーシア航空(MAB)が今週、マレー半島と東マレーシアのサバ、サラワク両州を結ぶ路線の運航を再開すると明らかにした。サラワク州政府から運航再開の呼び掛けがあったため、MABと格安航空会社(LCC)のエアアジア・グループに打診し、実現したという。

運輸省の公式フェイスブックに投稿された声明によると、再開されるのは首都クアラルンプール(KL)とサラワク州クチン、ミリ、サバ州コタキナバルを結ぶ路線。各路線とも機材はボーイング「737―800」で、運航本数は週1便となる。需要に応じて、便数を増やす可能性もある。

接続便は、MAB傘下のMASウィングスがクチン―シブ、ミリ―ビントゥル、シブ―ビントゥル各路線を運航する。

MABによると、KL―クチン便の往路は16日(木)午前8時半発、10時15分着、復路は同10時55分発、午後0時35分着で、翌週以降は5月15日まで毎週金曜日の同時刻に運航する。KL―ミリ便の往路は17日(金)午前11時35分発、午後1時50分着、復路は同2時半発、4時45分着で、翌週以降は5月14日まで毎週木曜日の同時刻に運航。KL―コタキナバル便の往路は16日午前8時15分発、10時55分着、復路は同11時45分発、午後2時5分着で、5月14日まで毎週木曜日の同時刻に運航する。

15日付スターによれば、保健省は、搭乗前後に乗客の検温を実施し、発熱のある乗客の搭乗は認めないとしている。マレー半島からサバ、サラワク両州へ行った乗客には、到着後14日間、隔離施設に入ることが求められる。

エアアジアは、政府の活動制限令に合わせ、3月28日~4月28日の国内線、国際線全便を運休。MABも乗客減少に伴い、マレー半島と東マレーシアを結ぶ路線の運航を休止していた。活動制限令中は、不要不急の州をまたぐ移動は禁じられている。

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