【カンボジア】感染53人に、ムスリムへの差別懸念[社会](2020/03/23)

カンボジア保健省は21日までに、新型コロナウイルスの感染者が新たに6人増え、計53人になったと発表した。マレーシアでの礼拝参加者の感染が増えている中、政府は国民に対し、国内のイスラム教徒に差別的な対応をしないよう注意を呼び掛けている。クメール・タイムズ(電子版)が伝えた。

20日夜に発表された新たな感染者は4人。カンボジア人3人とマレーシア人1人だった。カンボジア人のうち1人は、マレーシアで礼拝に参加したムスリムの濃厚接触者だった。

21日には、南部シアヌークビル州を旅行で訪れていたフランス人男性2人(67、80)の感染も確認された。2人は18日にシアヌークビルに到着し、21日に現地を出発する予定だった。現在は州内の病院に入院している。

カンボジア・ムスリム開発基金のオスマン・ハッサン会長は21日、一部の国民によるイスラム教徒への差別的な行動に懸念を示し、「国民が団結してウイルスと戦おう」を呼び掛けた。イスラム教徒に関する根拠のないうわさをインターネット上で拡散する動きがあるとして、そのようなうわさには耳を傾けないよう注意を促した。

これまでウイルスに感染したカンボジア人31人のうち、25人はマレーシアでの礼拝参加者となっている。

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