【マレーシア】新型コロナ新規感染、過去最多212人[社会](2020/03/24)

マレーシア保健省は23日、国内で新型コロナウイルス感染者を新たに212人確認したと発表した。1日の新規感染者が200人を超えるのは初めて。死者は4人増え、計14人となった。

感染者は1,518人で、57人が集中治療室(ICU)で治療を受けている。一方、159人が回復した。

感染者全体のうち820人が、首都クアラルンプール(KL)のモスク(イスラム教礼拝所)で先月末に開催された集会で発生したクラスター(感染者の集団)に関連していることが分かっている。

21日に亡くなったペナン州の男性(74)や23日に亡くなったジョホール州の男性(70)は同集会に参加していた。

■モスクの集会参加者、1割が陽性

スター(電子版)によると、マレーシア保健省のノル・ヒシャム・アブドラ保健局長は22日、先月末にKLのモスクで開催された集会参加者は、10人に1人の割合で新型コロナウイルスに感染していたことを明らかにした。

同局長によると、保健省はこれまで参加者から6,700件の検体を採取し、陽性反応は743件だった。同集会には国内外から1万6,000人が参加したとされ、マレーシア国内最大のクラスターが発生している。

ただ、集会の主催者は「1万2,500人が参加し、うちマレーシア人は1万1,000人だった。既に1万500人が検査を受けており、未検査は500人にとどまる」と主張している。

イスマイル・サブリ・ヤアコブ(治安担当)上級相兼国防相は22日、「KLの集会に参加していた(ミャンマーのイスラム教徒少数民族)ロヒンギャなどの不法移民でも恐れず、検査を受けてほしい」とテレビを通じて呼び掛けた。同相によると、ロヒンギャのほか、有効な渡航書類を保有していなくとも、身分を保障することで既に連邦警察と合意しているという。

■診療所に検査求める人の列

KL市内北部のティティワングサにある政府系診療所では、22日からKLの集会参加者や参加者に接触した人らが長蛇の列を作り、防護服を着た医療従事者が検体を採取した。徒歩で来院した人もいれば、車中から検査を受けた人もいるという。

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