【インドネシア】二つの国際自動車展が延期、首都とスラバヤ[車両](2020/03/17)
インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)は16日、東ジャワ州スラバヤ市で20~29日に開催する予定だったモーターショー「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)」を延期すると発表した。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて延期を決定した。新たな開催時期は未定。イベント会社ディアンドラ・プロモシンドも16日、首都ジャカルタで4月9~19日に開催予定の自動車展示会「インドネシア国際モーターショー(IIMS)2020」を延期すると発表した。
ガイキンドはGIIASの延期の理由として、パンデミック(世界的大流行)と形容された新型コロナウイルス感染症がインドネシアでも広がり始めたこと、政府が外出の自粛を呼び掛け、東ジャワ州の学校で休校措置がとられたこと、月末までに状況の改善が見込めないことなどを挙げた。
乗用車ブランドを中心に少なくとも13ブランドが出展を予定していた。
昨年のスラバヤ会場の来場者数は5万5,531人だった。
今年のGIIASは、スラバヤに続いて8月7~17日にジャカルタ郊外、10月21~25日に南スラウェシ州マカッサル、11月25~29日に南スマトラ州メダンで開催される。
一方ディアンドラは、4月15~19日にマカッサルで開催する予定だったIIMSについても開催を延期すると発表した。