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【ベトナム】トヨタ販売台数、1~2月は13%減[車両](2020/03/11)

トヨタ・ベトナム(TMV)が10日に発表した2020年2月の販売台数(レクサス除く)は、前年同月比で約2倍の4,682台だった。先月に発表した1月データと合わせると、年初からの累計は前年同期比13%減の8,605台となった。

1~2月の販売台数を分野別で見ると、乗用車が3%増の5,478台、商用車が31%減の3,127台だった。

乗用車では、部品を輸入して現地で組み立てる完全ノックダウン(CKD)生産の小型セダン「ヴィオス」が55%増の4,066台、セダン「カローラ・アルティス」が52%減の272台。完成車(CBU)輸入のセダン「カムリ」、小型ハッチバック「ウィーゴ」、ハッチバック「ヤリス」の3モデルは、それぞれ1%増の654台、64%減の349台、73%減の137台となった。

商用車では、CKDモデルの多目的車(MPV)「イノーバ」が34%減の1,018台、CKDとCBUを組み合わせているスポーツタイプ多目的車(SUV)「フォーチュナー」が24%減の1,218台だった。CBUでは、小型SUV「ラッシュ」が8%減の510台で、ピックアップトラック「ハイラックス」も64%減の191台に落ち込んだ。

2月の販売台数の内訳は、CKDモデルが3,641台、CBUモデルが1,041台だった。テト(旧正月)休暇が昨年の2月から今年は1月にずれた影響もあり、前年同月比で各モデルの販売が増えた。ただ、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)などが販売に影響を与えているもようだ。

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