【インドネシア】アジア開発銀行、今年は27億ドルに融資拡大[経済](2020/03/05)

アジア開発銀行(ADB)は今年、インドネシアが実施する事業に総額27億米ドル(約2,900億円)を融資する。昨年の融資額17億米ドルから増額した。資金は主に、競争力強化や金融包摂(経済活動に必要な金融サービスをすべての人々が利用できるようにする取り組み)、インフラ開発などの事業に使われる。4日付地元各紙が伝えた。

インドネシアを訪問中の浅川雅嗣ADB総裁が3日、明らかにした。浅川総裁は「27億米ドルのうち、それぞれ5億米ドルが競争力強化と金融包摂に関する事業に割り当てられる。国民の収入拡大や生活の質向上につながることを期待する」と述べた。

浅川総裁は同日、ジョコ・ウィドド大統領やスリ・ムルヤニ財務相、アイルランガ調整相(経済担当)らと会談した。インドネシアに対する今後5年間(2020~24年)の支援戦略である「国別パートナーシップ戦略(CPS)」を提案した。この中には、政府の優先開発事業や民間企業の資金調達、技術革新と新技術導入の推進、地方政府に対する金融ソリューションの提供などを支援することが盛り込まれた。

19年7月まで財務省財務官を務めた浅川総裁は1月17日付で、第10代ADB総裁に就任。就任後初の海外訪問先にインドネシアを選んだ。

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