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【フィリピン】サングレー空港への接続道、6月にも着工[経済](2020/03/04)

フィリピン公共事業道路省は、マニラ首都圏に隣接するカビテ州のサングレー空港への接続道路の敷設を6月までに着手する計画だ。1年以内に完成させる予定で、建設費は2億~2億5,000万ペソ(約4億2,500万~5億3,100万円)を見込む。マニラタイムズなどが3日伝えた。

サングレー空港は空軍基地に隣接する土地を活用し、国内線向けとして昨年11月に一部開港した。ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の混雑を解消するため、国際空港として拡張が進められることになっている。

拡張事業の第1期は、航空関連事業を手掛けるマクロアジアと中国交通建設集団(CCCC)によるコンソーシアムが2,085億ペソで受注。最終的には滑走路4本が整備され、旅客取り扱い能力は最大で年1億3,000万人に上る見通しだ。

同空港を巡っては、高速道路運営大手メトロ・パシフィック・トールウエーズ(MPTC)が昨年11月、マニラ・カビテ高速道路(CAVITEX)をサングレーポイントまで延伸する計画を道路料金統制委員会(TRB)に提出した。カビテ州カウィットからノベレタを経由し、サングレーやタンザまで延びる5キロメートルの道路を建設する。

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