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【マレーシア】国民車プロトン、2月シェアは23.8%に上昇[車両](2020/03/04)

マレーシアの国民車メーカー、プロトン・ホールディングスは2日、2020年2月の新車登録台数が9,974台となり、推定市場シェアが23.8%に上昇したと発表した。シェアは13年8月以来、6年6カ月ぶりの高水準。市場全体が前月割れとなる中、同社は前月比17.3%増、前年同月比でも8割以上伸びたという。

シェアは1月の19.9%から3.9ポイント上昇した。

19年8月に新型を投入した小型セダン「サガ」が3,934台と、全体の4割近くを占める最量販車だった。

プロトンによると、2月は同社3モデルがセグメントシェア首位だった。小型セダン「ペルソナ」が2,653台でBセグメントのセダン、スポーツタイプ多目的車(SUV)「X70」が1,973台でSUV、多目的車(MPV)「イグゾラ」がCセグメントのMPVでそれぞれトップだった。小型ハッチバック「アイリス」は、Bセグメントのハッチバックで2位だった。

リー・チュンロン(李春栄)最高経営責任者(CEO)は声明で、先月に国内生産の20年モデルを発売したX70の予約が7,000台を超えていると指摘し、通年の販売計画の達成に自信を示した。同社は今年、前年比31.8%増の13万2,000台の販売を目指している。

プロトンは、17年に中国の自動車大手、浙江吉利控股集団(吉利集団)の出資(49.9%)を受け入れて以降、国内販売台数を伸ばしている。昨年4月以降は、ダイハツ工業が出資する国民車メーカー、プロドゥアに次ぐシェア2位を保持している。

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